部屋のカビ・結露対策編〜え!?いい窓に変えたのに結露が直らない!?〜
みなさん、こんにちは。北海道の窓はキタマドにお任せ。キタマドお役立ち情報室です。この動画はコマリスが道民の皆さんの窓に関するお悩みを代表して窓辺さんに聞いていく番組です。
よろしくお願いします。
早速お便りいきましょう!
札幌市にお住まいのペンネーム、DIY 大好きさん。30代の男性の方からですね。
「初めまして。昨年南区の中古物件を購入して、夫婦で DIY を楽しみながらリノベーションしています。以前住んでいたアパートがよく結露していたので、窓だけ業者に頼んで性能の良い窓を入れてもらいました。でも今年の冬、確かに窓は結露しなくなったんですが、玄関が結露するようになってしまいました。これ、どういうことなんでしょう?教えてください。」
もう一件来てまして、札幌市にお住まいのペンネーム、カビ許すまじさん。40代女性の方ですね。
「隙間風が寒いので、換気口閉めてプチプチをを窓に貼ったら結露して室内がカビだらけになってしまった。どうしたらいいの?」
こういったお悩みは結構多いですよね。実際にはどうしたらいいんですか?
コマさん、結露で困ったことはありますか?
ないです。
今まで一度も…?
はい。
そうですか(苦笑)
北海道に住んでる方だと、結露に困っている方は多いんじゃないかなって私は思います。実際はね。
まず、DIY大好きさんのお悩みから行くと、
”窓を変えたけど、玄関に結露しました”ということなんだけど、この時、窓の性能は確実に上がっていると思います。窓には結露がなくなった。でも玄関に結露してしまったということは…
単純に家の中で玄関が結露しやすい環境に変わったということになります。
なるほど。
そうなんです。そしてもうひとつですね。隙間風が寒いので”プチプチ”を窓に貼ったら、結露して室内がカビだらけになってしまったというお話についても同様に、窓の性能はプチプチを貼ったことで上がってます。確実に。
あ、そうなんですか?
はい。性能が良くなっているので、それをやることで壁紙などに水分がついて結露を起こし、カビが生えたということが考えられると思いますよ。
どうやって、カビを生えないようにすればいいですか?
結露を防ぐということが大事なんです。
仕組みを考えてもらうとわかりやすいんですが、コマさんは結露の仕組みがどんなものかわかります?
そうですねぇ。えーっと…表面温度が上がって…水滴が出てきて…っていう感じですよね…?
(笑)だいぶざっくりしてるね!
結露とは、空気の中に含まれている水分が冷たいものに触れて、その空気の中に含めなくなった水分が表に出てくる現象なんです。例えば、夏のコーラ缶の表面が水浸しになることがあると思います。あれは夏のあったかい空気がコーラの缶で冷やされて、表面に水がいっぱい出てきています。
これが結露の仕組みなんです!
あ、そうだったんですね。
はい。実際に「玄関が結露します」「壁が結露します」ということも当然あります。
窓の性能が高いと、家の中にある空気中の水分量は基本的に変わりません。
生活されている人が変わったり、換気しない限りは変わらないので、窓周りの換気をしてもらうことが結構大事になります。
換気が大事なんですね!
窓の性能を上げた分、玄関や壁紙など空気が停滞しやすい場所を換気することが大事ですね。
もし換気しても結露が収まらなければ、玄関のドアを性能がちょっと高いものに変えることもご提案できるかなと思います!
なるほど。普段から換気をするということが大事になりますね。
そうですね。
結露を防ぐ方法は次の3つがあります。
『断熱の性能をあげる』
『換気をする』
『除湿をする』
今はコロナ禍ですので「除湿してください」ということはなかなか言いづらいですね。
基本的には皆さん加湿して、湿度40〜50%を保ちながら生活されていると思うので、そこはキープした状態で、『断熱』と『換気』ですね。この2つに絞ってご提案できると、少しでも結露しにくい環境になるんじゃないかなと思います!
それじゃあ、困ったらキタマドに相談ですね!
はい!ぜひお待ちしてます!
ありがとうございました!