防犯したい
侵入の原因No.1は、閉め忘れや開けっ放しです。ゴミ出しだからと
思っていると、窓から侵入されてしまうかも…
こんな方に
- 1階の窓が人目につかないところにあるので、侵入されやすそうで怖い
- 実際に泥棒被害にあったことがあるので、防犯して安心したい
- ビジネス利用している部屋の防犯強化のため
- 近所で空き巣などの被害があった
- 被害に遭わないために、防犯対策をしていることをアピールしたい
窃盗のやり口、知っておこう。
ちょっとの隙を、狙われています…
札幌市だけでも、窃盗認知件数は、令和4年5月末で1815件。そのうち142件が家などへ侵入されています。
侵入の原因No.1は、閉め忘れや開けっ放しです。空き巣などは侵入し金品を盗み、家をあとにするまでに「5分」で完了するケースが多いようです。
たった5分、されど5分。ちょっとゴミステーションに行くだけだから大丈夫。と思っていると侵入されてしまうかも…
まずは、徹底して施錠していただくことが圧倒的にリーズナブルです。二重窓に関しても、しっかり閉めておくことが防犯につながります。
その次にくるのが、ガラス破りです。多くが窓から侵入されているのです。戸建てや低層階では、直接窓ガラスが割られ侵入されるケースも北海道では多く発生しています。
分譲マンションなど建物のプロが考えた建物では、一階には防犯用の特殊なガラスを採用している物件もあります。
最近ではSNSによる留守の情報、そして子供がいる、金品を家にしまっている、ブランド品購入などでピンポイントに狙われるケースもあります。あえてSNSで違うところに閉まっていることなどをアピールすることで防犯などをする方もいらっしゃいます。時代ですね…。
窓を変えることでできること
割れにくい構造の防犯ガラスに
防犯対策をしたいお客さまには、防犯ガラスをオススメしています。防犯ガラスは2枚のガラスの中間に防犯用フィルムが挿入されており、割れにくい構造になっています。通常のガラスより穴を開けるのに時間がかかる為、防犯に効果が認められています。防犯対策には、さらに防犯性の高いサッシや、カギを増やすなどの複合的な対策が有効です。
下の写真は左(通常単板ガラス)と右(防犯ガラス)の穴の空き方の違いを示しています。通常ガラスでは一発で割れてしまいますが、防犯ガラスの場合は何度も打ちつけなくてはなりません。中間膜の厚さが厚いほど破壊されにくいのです。「CPマーク」がついているので、防犯対策していることがアピールできます。
嬉しいのは、断熱もできるので寒さ対策や省エネにもなり、さらには紫外線までカットできるのでおすすめです!
防犯対策は、侵入を試みる前に諦めさせることが大切です。「ここに侵入するにはやめておいた方がいいぞ」と事前に思わせる。そうすれば、窓を割られる被害を受けずに済むでしょう。
過去に、当社の製造工場の駐車場に、タイヤが不法投棄されている事がありました。工場は警備システムを入れていたにも関わらず、関係なく侵入されました。当然、警備会社のシールも建物に貼っていたのに…。しかし駐車場の入口には、警備会社のシールを貼っていなかったのです。すぐに警備会社のマークを会社の入口に掲示し、セキュリティ面で考慮されていることをアピールしました。その後、一度もそのような不審者が来たことはありませんでした。
被害に遭わないためには、防犯対策をしていることをアピールすることが重要だと考えさせられる出来事でした。
※防犯ガラスと強化ガラスの違い
強化ガラスも、その名前から防犯の役目を果たすように感じますが、そうではありません。強い風圧や、割れた時に粉々に飛び散りにくいという特徴を持っており、打撃による損傷には弱いため、防犯対策用ガラスではありません。学校や施設で使用されることが多いガラスです。
防犯フィルム
今おうちにあるガラスに防犯フィルムを貼ることで、防犯効果を高められます。耐貫通性能(穴をあけにくい性能)に優れているためガラスを破られてもなかなか穴をあけることが出来ず、不法侵入・空き巣等を防止できます。
「CPマーク」の有るものを選ぶことで、防犯しているアピールになります。ガラス交換よりも、安くすませることができます。(費用対効果大!)弊社では一番施工例が多いです。
中には、目隠し効果やUVカット機能を持った防犯フィルムもあります。
経年劣化等があるため、10年程度で貼り替えが必要となります。
※防犯フィルムと飛散防止フィルムの違い
飛散防止フィルムは、ガラスの表面に貼ることで強度を増し、割れてしまった場合も周囲に飛散することを防ぐことができます。台風や竜巻の備えとして使用します。
その他防犯対策
内窓取付
内窓を付けることで侵入までの時間稼ぎになり、侵入を諦めさせる心理効果があります。内窓がすでについている場合は、抑止力程度ですが、クレセントを付けております。無いよりは安心です。
面格子・シャッター
シャッターは、掃き出し窓などの大きな窓におすすめ。
面格子は、小さな窓や高窓まど、シャッターがつけにくい場所におすすめです。面格子をつけても、ドライバーなどで外して侵入してくる可能性もあります。外観はあまり良いとは言えませんが、防犯していることは分かります。
補助錠の設置
『補助錠』で玄関・窓を守るのもおすすめ。
オススメの補助錠商品を多数紹介しているこちらのサイトも参考になります。
『生活110番』 seikatsu110.jp
工事が不要で、傷をつけずに設置できるものもあり、賃貸でも設置できるのが嬉しい。ダイヤルロックやシリンダーがついているものなど種類が豊富です。
※クレセントは鍵ではありません!
クレセントは引き違い窓の召し合わせ部などに取り付ける錠金具です。窓の密閉度を高め、断熱性や防音性を高めることが目的です。
防犯ブザー・センサーの取付
警備会社によって施工が可能です。電気工事も伴うため費用は高いが、効果は大きいでしょう。
CP認定品(CPマーク)
防犯建物部品共通標章「CPマーク」※を知っていますか?
※防犯=Crime Prevention
これは、警察庁など、関係省庁と民間団体が結成した官民合同会議が試験を実施し一定の防犯性能があると認められた建物部品(ドア・ガラス・サッシ・フィルム・錠等) にだけCPマークが使用できます。合格した商品は、「防犯建物部品目録」に記載されます。
ガラスやドア、施錠を破り侵入に5分以上かかると、約7割が諦めるという警視庁による実際の侵入犯に調査で明らかになっています。その結果に基づき、試験は、想定される手口について5分以上耐えられることが基本的条件となっています。打ち破り試験では打撃を7回与えても破りにくいものが合格となります。
CPマークがついている製品を使用することで抑止力になることを、覚えておくと良いでしょう。
料金の目安
おすすめのガラスの種類
-
セキュオ30+LOW-E ★★
防犯ガラス「セキュオ」と断熱・遮熱に効果を発揮する「Low-Eガラス」の複層ガラスです。
ガラスとガラスの間に厚い中間膜やポリカーボネート板をはさむことで「こじ破り」「打ち破り」に高い抵抗力を発揮。
防犯と断熱どちらの性能も,併せ持った製品になっています!
万一破損した場合も、ガラスが中間膜に接着している為、破片の飛散や落下がほとんどありません。 -
ラミシャット ★
2枚のガラスの間に樹脂膜を挟んでいます。
それによりガラスが割れても穴が空きづらくなっているため防犯性能が高いです!
更に「ラミシャット」は遮音性にも優れているので防音もしたいという方に最適です!
サイズ / ガラス名 | セキュオ30+LOW-E | ラミシャット |
---|---|---|
600×1200(mm) | ¥70,600~ | ¥22,400~ |
800×1800(mm) | ¥141,200~ | ¥44,700~ |
工事費 ¥15,000円~
※全て税抜価格です。 ※工事費は別途、経費がかかります。
フィルムを貼る場合
サイズ / フィルム名 | ルミクール561(防犯)CPマーク付 |
---|---|
~2㎡ | ¥50,000~ |
~4㎡ | ¥80,000~ |
~6㎡ | ¥110,000~ |
~8㎡ | ¥140,000~ |
複数まとめて工事した方がお得なことも。まずはご相談ください!